2009年度の講義

2009年度は、次のような講義をさせてもらえることになりました。
よろしくお願いします。

  • 生命倫理 工業大学の工学部、人文社会系科目 半期

3年目になります。履修者は1年生2年生が中心で100名〜200名。「生命倫理」の基本的な考え方、「生命倫理」のごくごく簡単な歴史、そして諸問題の概略を扱います。

  • 技術者の倫理 工業大学の工学部、人文社会系科目 半期

今年から担当させて頂く科目です。「生命倫理」と同様の履修者数だと思います(予想)。「技術倫理」の基本的な考え方、さまざまな事例と諸問題に対する考え方、そして科学技術社会論から見た「技術倫理」のあり方を扱います(予定)。

  • 優生学を考える:生命倫理をめぐる歴史と現在 高校での選択科目 通年 週1回50分×2コマ連続

4年目になります。3年次の選択科目(公民演習)です。履修者数は20名〜60名。生命倫理の諸問題として脳死臓器移植や安楽死の問題、「生命倫理」の基本的な考え方、医学の歴史、ナチスドイツの「安楽死」と「ホロコースト」、そして現代社会における優生学を扱います。

2年目になります。医学部2年生を対象とした選択科目です。履修者数は10名〜20名。脳死臓器移植や終末期医療について取り上げます。こうした問題について「わからなくなる」ことを目的とした授業です。生命倫理の諸問題は簡単に答えが出ないもの、そういうことを伝えることを目的としています。


わかりやすく、でも表面的な事柄だけではなく問題の本質にとどくような授業を目標にしてゆきます。
よろしくお願いします。