衆議院小委員会での参考人の意見

衆議院の委員会についてのページに、臓器移植法関連の情報があります。以下、備忘録的にまとめておきます。

先日、2009年4月21日(火)に行われた衆議院厚生労働委員会小委員会での参考人意見聴取ですが、まだ会議録はできていないようです。※2009年5月5日現在、会議録はアップされています。
 → 4月21日の厚生労働委員会ニュース(PDFファイルを含み若干、重いです)

昨年も同様に厚生労働委員会小委員会が設置されて、臓器移植法改正についての審議がされていました。審議と言っても、参考人意見聴取が2回です。
2008年6月3日(火)には、6名が参考人となっています。臓器移植患者団体連絡会幹事・見目政隆氏/主婦・中村暁美氏(娘さんを長期脳死を経て亡くした)/大阪大学医学部附属病院移植医療部副部長・病院教授・福嶌教偉氏/すぎもとボーン・クリニーク所長(小児科・小児神経内科)・杉本健郎氏/慶應義塾大学大学院法務研究科教授・井田良氏/財団法人日本宗教連盟事務局長・稲貴夫氏
 → 6月3日の厚生労働委員会ニュース(PDFファイルを含み若干、重いです)

2008年6月10日(火)にはWHOの担当者1名が参考人となっています。
 → 6月10日の厚生労働委員会ニュース(PDFファイルを含み若干、重いです)


ある国会議員と話して、脳死や臓器移植についての知識の薄さに驚いたのが昨年の4月半ばでした。その後、こうした小委員会での参考人意見聴取が行われ、国会議員のなかでも法案の提出に関わる方々には、ある程度の情報が行き渡った、ということになるのかもしれません。(長期脳死の話など)

その上で、どう考えるのか。


ちなみに、僕がこだわっていた親族への優先提供(4月21日のエントリー)については、井田良氏が言及していました。ただし、法律的には何ら問題ない、というような内容でした。(だから、今回の改正案では論点にすら、ならない?)
この辺りの解釈について、個人的には詳しく聞いてみたいものです。